スーパートラップ製のマフラーは,内部に消音用ディスクが入っていて,それの枚数を変えることによって音量を下げたり排気の抜けやすさを変化させられます。
消音用ディスク(2300円)
エンドキャップ(1000円くらい?)
ネジ(1本5円くらい)
消音用ディスクはヤフオクで900円。エンドキャップがヤフオク300円。ヤフオク万歳!
ネジはインチネジとか言って,普通のネジとはピッチが違います。
普通にホームセンターで入手できました。
スパトラ専用品だと,タダのネジなのに何千円もします。
消音用ディスクはこんな感じです。
これをこんな感じで重ねて取り付けます。
マフラーの中身は下の図のような感じになっています。まずはグラスウールで消音し,その後ディスク部分で排気を絞って消音します。
そして,次の図のようにディスクの枚数を増やすと排気の出口が増えます。
その結果,音量が大きくなり,排気の抜けが良くなります。
つーことで,ディスク枚数を増やせば増やすほど音量が大きくなり,排気の抜けが良くなります。
現在はディスク無しか5枚入れるかのどっちかで乗っています。
ディスク無しだと結構音が大きいですが,高回転が伸びて乗って手楽しいです。
5枚だと音が少し小さくなって低速トルクもアップ。バランス的には5枚がベストかもしれません。
ちなみに1枚だと・・・音は純正よりも静か。HONDA車よりも静かw
でも,6000回転でふん詰まってまともにエンジンが回りませんでした^^;
8月19日にツーリングに行って来ました。
箱根や道志道だったのでのんびりツーリングではないのですが,燃費は22.05km/L。
走行距離は200kmです。
ディスクは6枚で走りました。ツーリングとはいえ,なかなか良い燃費です。
別の日にディスク4枚で少し走ってみたのですが,明らかにトルクがアップしています。
前に引っ張られるように加速します。
しかし,エンジンブレーキも強くなって少しギクシャクする感じでした。
あと,高回転では少し振動が大きい感じです。
ディスク無しも冷静に乗ってみると,低速のトルクがかなり死んでいます。
純正の頃と比べて発進に苦労すると言うほどでもないですが,回転数が上がって行くだけで加速しない感じです。
その代わり高回転側は伸びます。
あと,音はスゴイですが,高回転では振動が少ないです。いかにも抜けているなぁって感じです。
結論としては,前期型BANDIT250において純正エキパイ+スパトラサイレンサーの組み合わせはかなりオススメです。
特性は純正サイレンサーとほとんど変わりません。
音と見た目が欲しい人にはピッタリです。
後,ディスク枚数の調整で少しだけ特性も変えられるので,その辺は楽しめます。
デメリットは音が大きくなること。それだけかな?
モチロン,しっかり取り付けないと落ちます。