大抵の人は、バイクをカスタムする場合は最初にマフラーが思いつくと思います。
しかし、交換したくても高くてなかなか手が出ない。ってことでずっと純正マフラーで我慢してました。
ところが、バリオスに乗っている友達が純正マフラーをぶった切って、適当な社外サイレンサーだけ買ってはめ込むという強行手段に出ましたw
それに自分も触発?されて、同じ方法でサイレンサー交換に踏み切ることにしました。
モチロン、ヤフオクで入手。
7950円。まあ高くはないような気がします。
スパトラだー。ホントのところカーボンサイレンサーが欲しかった。
まあ金属製も嫌いではないので我慢。
スパトラは内部の消音用ディスクの枚数を調節することによりセッティングが出来るらしいので楽しみです^^
ついに純正品をちょんぎるときが・・・
まずはマフラーを外しましょう。
ネジ緩めるだけなんで簡単です。車載の6角レンチだと狭くて回しにくいので、長めのやつがあると便利です。
とりあえず外してみるとカーボンが堆積していて真っ黒。1mmくらいの層を作っています^^
排気漏れした痕跡も見つかりました。
ガスケットも汚いです。
本来、ガスケットは交換する物なのですが、今回は節約して再利用w
ワイヤーブラシでゴシゴシこすりました。
タダの金属のワッカなのに4つで1000円位します。
そしてついに切断へ!
父親の会社に行って、ゴッツイ回転鋸で切断しました。
削りくずが飛んできたり、摩擦熱でパイプから煙がモクモク出たりでチョット痛かったです^^;
切断完了
ここで切り落としたサイレンサーの中を観察してみると錆びて穴が・・・
しかも隔壁も腐り落ちてたので向こう側が見えます。これじゃ音が大きくなって当たり前ですね^^;
サイレンサー本体はスクラップ置き場へサヨウナラ。
サンレンサーエンドだけ取って置いて、ヤフオクに出品したら400円で売れちゃいましたw
後はサイレンサーをはめ込んで取り付けるだけなのですが、せっかくなので綺麗に磨きましょう。
このくらいの軽い焼け色ならコンパウンドで磨けば取れます。
エキパイの方は、さすが10年分の焼け色・・・
耐水ペーパーでゴシゴシ磨いて、コンパウンドで仕上げました。
すっごい綺麗になりました^^
新車の時はもっと輝いていたんだろうな〜〜
やっと取り付けへ。
フランジを止めるボルトは新品にしておきました。結構折れるらしいので^^;
1本80円です。
とりあえずエキパイを取り付け。
このまま走ったら速攻逮捕ですね^^;
どんな音がするのか一応エンジンかけてみましたw
サイレンサー無し(1.13MB)
まさに爆音。
アイドリングだけで近所迷惑><
動画だとチョット静かに聞こえますが、とても走れるような音量じゃないです。
エキパイはめんどくさいのでバンドで吊しました。
後は液体ガスケットを塗ってサイレンサーを差し込んで、サイレンサーバンドとステーで吊すだけ!
こんな感じになりました。
ステーは結局メガネレンチを使いました。
純正と同じステンレス製なので、結構落ち着いた感じです。
しかし!
肝心の音量は恐ろしいことに・・・
サイレンサー無しよりかはモチロンましですが、250ccとは思えないような低音が響いています。
交換後の音(アイドリング)2.54MB
消音用ディスクを入れてないせいだと思うので、早いところ買わなきゃいけませんな。
乗った感じは、やっぱり低回転域の回転数上昇が遅くなりました。
でも、ある一定のところからは急に回りだします。
エキパイが純正のためか、そんなにパワーダウンはしてないような印象です。
そのうち詳しいインプレだとか走行中の動画もUPします。
7月23日更新
→サイレンサー固定
→スパトラセッティング
7月31日更新
走行中の動画をアップ。風切り音を防ぐためにカメラを覆ったので映像は無しです。
デジカメでとってもどうも実際に聞いた音よりかも迫力が無くなりますね。
交換後の音(走行中)0.94MB
ついでに社外品と純正品の違いについて。
図の上が純正品,下が社外品。
純正品は膨張室という部屋があり,ここで高温高圧の排気ガスの温度や圧力を下げて消音します。
社外品は,金網の周りにグラスウールが巻いてあり,ここで音を吸収します。
学校の教室とかにある,5mmくらいの穴が沢山開いた壁と同じです。
見ての通りまっすぐで排気の抜けがいいです。
よくストレート構造と呼ばれたりもします。
大抵,排気の流れを制限して絞ってある純正品の方が音が静かです。